朝晩の空気がぐっと冷たくなってきましたね。
仕事から帰ってくると、部屋の中まで少しひんやりしていて、「あぁ、もう冬がすぐそこまで来てるんだな」と感じます。
そんな季節の変わり目、私が毎年楽しみにしているのが“こたつ”を出す日。
ふんわりしたぬくもりに包まれると、なんだか心までほっとしてしまうんです。
こたつを出す日、小さな儀式のような時間
仕事を終えて帰宅した夜。
夕食を済ませてから、まずはお部屋の掃除をスタート。
掃除機をかけて、テーブル周りを整えて。
平日の夜に掃除なんてちょっと面倒だけど、きれいになるとやっぱり気持ちいいですね。
「よし、これでこたつを出せるぞ!」と、ちょっとワクワク。
押し入れから取り出したのは、去年の冬にお世話になったこたつ布団。
シーズンオフに洗っておいたので、ふかふかのまま。
セットしてスイッチを入れた瞬間、じんわりと広がるあたたかさに、思わず「はぁ〜…」とため息が出てしまいました。
やっぱりこの感じ、好きです。
こたつの“好き”と“困ったところ”
個人的な感想ですが、こたつにはたくさんのメリットと、ちょっぴり困るデメリットがあります。
【メリット】
・電気代の節約になる(暖房より断然エコ!)
・足元からしっかり体が暖まる
・何より気持ちがほっと落ち着く
【デメリット】
・夏の間、こたつ布団が押し入れのスペースを占領する
・一度入ると出たくなくなる
・気持ちよすぎてつい寝落ちしてしまう(←これ、あるあるです笑)
以前、エアコンだけで過ごしていた時期もありましたが、どうしても足元が冷えてしまって…。
体は暖かいのに、どこか物足りない感じ。
それ以来、私にとって“冬=こたつ”が定番になりました。
こたつのある暮らしがくれる、安心感
こたつを出すと、毎年ちょっとした感慨があります。
「またこの季節が来たんだなぁ」って。
季節が巡るたびに、同じ場所で同じぬくもりを感じられる。
そんな当たり前が、今はとても幸せに思えます。
お休みの日は、こたつに入りながらゆっくりお茶を飲んだり、録りためたドラマを観たり。
お気に入りのブランケットをかけて、ゆるゆる過ごす時間が、冬の小さなご褒美です。
ちなみに、私が使っているのは〈無印良品〉のこたつとこたつ布団。
シンプルで飽きのこないデザインだから、インテリアにもすっと馴染みます。
見た目も可愛くて、使うたびに「これにしてよかったな」と感じています。
ぬくもりの中で、自分をいたわる季節に
こたつを出すと、部屋の雰囲気が一気に“冬モード”になります。
外は寒くても、部屋の中はぽかぽか。
そのあたたかさに包まれていると、不思議と心まで優しくなれる気がします。
仕事で疲れた日も、こたつの中で「今日も一日がんばったね」と自分をねぎらう。
そんな時間を大切にしながら、これからの季節をゆっくり楽しんでいきたいです。

